作品数51
総合評価数726
総合PV数121,275

作者ブックマーク

活動報告

総合PV数・九万九千達成

常日頃からお読み下さる先生方と読者様方に感謝致します。
謹んで御礼申し上げます。

争いで苦しい方々に少しでも安らぎがあります様に。

悩み苦しい方々がいつの日か楽しく笑いあえます様に。

最近、借金問題が又話題になってきております。
上京した方々が売り掛け金によって膨大な借金を背負わされている状況に憂いを憶えます。

それと同時に奨学金問題が最近あまり話題になっていないことに対しても憂いを憶えます。
奨学金問題というと自己責任というすり替えが起きやすい出来事です。
しかし、誰もが好きで借りている訳ではないというのが実状です。

貧しく奨学金を借りざるを得ない方々が大勢いらっしゃるのが現状です。
その方々が社会人になった途端に数百万円の借金を背負わされて働く状態は如何なことかと懸念致します。

今でこそ給付型奨学金が増え始めましたが、それ以前に借りた方々に対する救済措置がなければ日本経済にも影響が出ます。

簡単に且つ単純に計算します。正確な数値ではありません。月二万円の返済を経済循環にまわせない場合、年二十四万円。返済人数が凡そ五百万人と計算した場合、単純に年間一兆二千億円の経済消費が出来ていない計算になります。

無論、私は経済の専門家ではありませんので奨学金自体の経済効果が如何なる領域かまでは計算出来てはおりません。借りている間は確かに食料品や学費に回せますので有益な面もあります。
その計算も簡単に致します。貸与額を分かりやすく月十万で区切った場合、年間百二十万。奨学金学生が消費者となります。凡そ五十万人と計算した場合、六千億円程が学費、食費、光熱水道費に主に回り、経済を循環させます。

奨学金自体はありがたいものです。運営なされていらっしゃる方々も利子に関しては高く取り立ててはおられない面もあります。通常の銀行の借り入れに比べれば極めて良心的でもあります。

ただ、私個人借りておいて語るのも失礼ですが、奨学金返済故に働いてばかりいてあまり楽しみもない生活とは寂しいのです。私も返済中でございますが、やはり月に二万円近く返済していれば財布の中身も寂しいです。

それでいて時代的には介護離職が増えていらっしゃる時代でございます。

誰かを養う為に更なる出費がかさむ結果になります。

この状態が続くと国民の多くの方々は疲弊し、生産力も大幅に低下致します。

この事態に憂いを憶えて行きたいと感じます。

追記・奨学金について。当初、負の側面のみ語っていましたが、正の側面も語って初めて社会的な論議として成り立つと再考し、文章を付加致しました。
貸与側、返還側の双方の視点を加えております。別に非難したい訳ではなく、現行の状態で行く場合においての今後の日本経済敷いては国民の方々に対する影響を説いた次第でございます。その上で感情ばかりに任せるのではなく、なるべく冷静に現状の問題を説かせて頂きました。
貸与側、返還側の何れかの方々にご不快をお感じになられた方々には大変失礼致しました。

お仕事をなされていらっしゃる方々、奨学金を背負っていらっしゃる方々、貧困にあえぐ方々、家庭を持ちたくても持てない方々、ご家族を養っていらっしゃる方々、お仕事がなく困窮なされていらっしゃる方々に少しでも慰めがあります様に。

あなた様の今日一日が少しでも良い一日であります様に。

2023年 11月05日 (日) 07:01|コメント(0)

コメントはありません