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作者ブックマーク

活動報告

旧版『キャラクター創りを本気で考えてみた』にいただいたファンレターをこちらに保存しました

皆さま、ありがとうございました!^^

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◆帆ノ珠々 様より
プロットのエッセイから続けて拝見させていただきました

すごくわかります。私の場合、子供の頃に大好きだったキャラクター像がずっと自分の中でちらついていて、物語を書くといつも誰かがそのキャラクターに似てしまうという時期がありました。
自分の中で無意識に「いくつかのキャラクターのいいとこ取り」をしてそのキャラの人物像を組み立てていたわけです。
しかしそれに関しては私は肯定的で、魅力的なキャラクターを知らなければ、魅力的なキャラクターを書けないのかなとも思うのです。
読書をして出会ったキャラクターの魅力的な部分を集めるのも、読者がどういうキャラクターを好むのかのリサーチだと言い換えられます。
日本人がヒロインに求める「いじらしさ」というのも、初出は古典文学や古き大和撫子でしょうし、そうした過去から積み立てられた価値観というものがあるのではないでしょうか。
さらに言えば、それは作者側というよりも、読者側が求めている節もあるのではないでしょうか。
話は変わりますが、ミムラ様が引用されていたような、「容姿と性格を適当に組む」のは一番いけないと思います。
それってそのキャラクターにある背景を完全に無視してますよね、こうして淡白なキャラクターが乱立されていくのですね……。

>>
ありがとうございます! そうですそうです! 「つい似てしまう」「いいとこどり」。それはもう、帆ノ珠々様の一部、ということではないでしょうか?
もしかして「二次創作」というのかな、限定された空間での「遊び」として、容姿と性格を好きなように組み合わせたり、既製のキャラクターを自分で動かしたりということがあったのかなと思います。例えば、リカちゃんやバービーちゃんで遊んでいる子どもに向かって、「その台詞はオリジナリティがない」とは言いませんよね(笑)。でも、いまのWebはもうプライベートな空間ではない。そこで「パクり」を堂々と奨励し、「書き続けることが大事」と言い放つのは、どういう意味なのだろうと思いました。深読みをすれば、私たち書き手を子ども扱いし、できるだけ長く投稿サイトの利用者、消費者であるように奨励しているように読めてしまいます。
それに慣れてしまってはいけないような気がして、書き出しました。


◆あおぞらつばめ 様より
共感しまくり!

例の課題図書には共感できなかった私ですが(笑)、未村さまのこちらのエッセイには共感しまくり。
もう百回?はうなずいちゃっています!
キャラクターは感情を盛る器、という言葉にはっとさせられました。確かにキャラクターの属性やら何やらより、
感情のベクトルが大事ですよね。
実在の人物を取り上げる場合、関連資料を集めるのは当然なんですが、その人がどんな場面でどんな決断を
したか、という部分からキャラクターを割り出す作業になってくると思うんです。これが一から作るより難しくて。
だって歴史資料には結果しか書かれていないんです。「優しい」とか「イケメン」とか、はたまた「ずるい」とかは
もちろん、なぜそんな行動を取ったのか、ということも推測の域。
なのでこちらのエッセイ、とってもお役立ちでした! ありがとうございました!

>>
わあ、ありがとうございます!(*^^*)そう仰っていただけると本当に嬉しいです! まさにそうなんです、ベクトル、方向性ですね。演劇だとじっさいに人が動かなくてはならないので、「優しい」とか「イケメン」とかはキャスティングの段階でとっくに終わっている話なので(笑)。
私ははずかしながら今まで歴史小説はほとんど読んだことがなくて、でも実在の人物を戯曲に書いたことはあるので、つばめさまのご苦労は少しは想像できます。まさに「どんな場面でどんな決断をしたか」、それ以外の何ものでもないですよね。
「感情」だと少し弱くて、「欲望」と言ってしまってもよかったかと思っています。よかったらこの続編『動詞1つから始めるキャラクターの動かし方』もぜひお読みになってください!(^^)/
私もつばめさまの作品、少しずつ読ませていただいています(*^^*)

2022年 03月30日 (水) 00:10|コメント(0)

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