mika (ID:mikafone)

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活動報告

『夏を染めて』優秀賞受賞&第2回青い鳥文庫プロット大賞参加

8月に書いた『夏を染めて』が、第3回「NOVEL DAYS 三題噺バトル」で優秀賞に選んでいただけました!
たくさんの皆さまにお読みいただき、心から感謝申し上げます。
摺り友禅はいいぞ!という気持ちを少しでもお伝えできれば、この上ないしあわせです。
わたしが摺り友禅師さんと出会ったのは、2017年のことです。
そのときは、後々自分が文筆活動をするようになるとは、思ってもいませんでした。
どんな体験も、思いがけない場面で活きてくるものなのだなぁとしみじみ思いました。


話変わって、第2回青い鳥文庫プロット大賞参加として、『未希と黒い馬の森』を公開しました。
女の子が馬とのふれあいを通してちょっと成長するお話。
和種馬(日本在来馬)や和種馬の保存活用を目的としたスポーツ流鏑馬大会を題材としています。
神事としての流鏑馬ではなく、競技としての流鏑馬って、どのくらいの知名度なんでしょう?
以前、わたしに乗馬を教えてくださった牧場主さんがスポーツ流鏑馬をなさるかたで、わたしはそのとき初めて知りました。
お話のなかで書いた富士吉田大会というのはフィクションですが、八戸や遠野の大会は実際にあります。
八戸はスポーツ流鏑馬が盛んで、和種馬の保存に熱心な土地柄なのですが、残念ながら南部馬も絶滅してしまったそうです。
在来馬の絶滅政策(和種の牝馬は西洋種と交配させ、和種の牡馬は去勢させた。違反すると罰金)を行った明治政府の功罪が大きいなと思います。

わたしが訪れた山あいの牧場で、乗馬レッスン後にピザ焼いてるから食べてってと言われ、ご相伴にあずかることに。(昼食付の料金プランではないため、純然たるサービスです)
牧場の敷地に牧場主さんがDIYしたという石窯があり、そこで自家製の野菜をのせたピザを焼いていました。
ご近所のご婦人がたがピザの焼き上がりを見計らって続々と集まり、野外で一緒にいただきました。
ご近所さんのなかにドイツ出身のかたもおられて、どうして日本に移住したのかといった昔語りを楽しく聞いたりしました。
時間がゆっくり流れる感じと言いますか、これぞスローライフ生活! このあたりに都会からの移住者が多いのも分かるなぁと思ったのでした。
とは言え、郊外での生活は、病院やスーパーに行くのに車で数時間かかるなどのデメリットもあるので、スローライフ生活も健康でなければ難しいですね。

2022年 10月01日 (土) 23:57|コメント(0)

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