作品数7
総合評価数81
総合PV数118,270

作者ブックマーク

活動報告

初めて知った! 神の視点

今週もウィークデーに「おばあさん魔女見習いの奇妙なおとぎ話」最新話を公開していきます。

物語はラストに突入しています。一応大多数が童話の結末に落ち着いたのですが、そこからもう一弾展開を用意しておきました。

魔女視点だと、童話通りの終わり方だと、ハッピーエンドになりませんので。

最後まで楽しんでいただければと思います。

さて、最近偶然知ったのですが、小説を書くときの「神の視点」というもの。

それなりに執筆歴があるのに知らなかったのか、という感じですが、初めて聞きました。

神の視点とは、三人称全知に似ているんですが、ちょっと違っていて、いつも地の文が全ての登場人物の心の中を覗けて、そして解説してしまうような文章のことだそう。神様のように全て知っている視点ということのようです。

それで、これは基本的に小説では悪手なんだそうです。

三人称の文章でも、でも大抵は作品全体、あるいは章や話数で区切った中で、主人公ないしは誰かの心だけが覗けるというのが、正しいあり方なのですが、神の視点になると、同時にその場面の登場人物全ての心が覗けてしまうということなんですよね。だから視点がコロコロ変わったて読みづらいし、全て解説されちゃうので緊張感が出せないとか、良いことがないんだそうです。

具体的な例なんかを見てると、あれ、これまで結構やってしまっていたかもしれない、と、冷や汗が……。

今から修正するのは怖いのでやりませんが、ほんとにやりがちだったかもしれないと思い、反省しました。

小説の技術はまだ拙いところばかりで、気をつける点は多々あるんですが、次回以降は神の視点にならないように、も注意項目に入れなくてはいけないと、また一つ学びました。

2024年 07月08日 (月) 19:30|コメント(0)

コメントはありません