今週も月曜から金曜まで「ジプソフィルの路」最新話を公開していきます。

最後までバタバタといろんなことが起きますが、そういうドタバタ感もコメディとして昇華出来ていたらなと思います。

そしてリアーヌとローズは最後まで懲りないです。ここまでくるともう、懲りないのが君たちだよね、と諦めというか、肯定というか、そういう念が湧いてきますね。もちろん二人のお陰でドタバタに拍車がかかっているので、ありがたくはあるんですけれども。

そして先週公開分では、リゼットではなくシモンが敵地に乗り込むことになりました。

シモンは他の人物と出番こそ同じくらいですが、主人公のヒーローとして登場したルシアンや、その友人でライバルの後ろ盾として登場したセブランとは違って、もう少し濃く描いているキャラクターです。これまでは性格悪いちょっとポンコツなブレーンといった感じでしたが、最後にスリリングな活躍をして、物語を引っ張ってもらいます。

また、皇太子妃を選挙で選ぶことになるのですが、この前時代的な国に選挙の概念があったのでしょうか？　そこはあまり深く考えずにお楽しみにいただきたいです。

誰もが納得のやり方ということですが、もはや公正に行われる気がしませんよね。ここまでの色々を鑑みると。

現実世界でも、他の方法よりマシなのは確かですが本当に公正で、結果を疑う余地もないのかと言われると、それには異論があると思います。また、全員の清き一票が集まった人が、必ずしもその仕事なり立場にふさわしくないということもありますよね。

厳密に誰もが納得する方法なんてもしかしたらないのかもしれませんね。方法自体よりも、どれだけクリーンに行われるかどうかが問題なのでしょう。

選挙の行方がどうなるか、どうぞお楽しみに。

2023年 10月16日 (月) 19:28｜コメント（0）