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活動報告

引き続き使い魔について

今週もウィークデーに「おばあさん魔女見習いの奇妙なおとぎ話」最新話を公開していきます。

さて、先週から引き続き、作中の使い魔について語っていきたいと思います。

まず最初はマヌエラの使い魔ヴェラです。

ヴェラは作中で何度も太っていると描写しているとおり、ちょっとおデブちゃんな猫です。

かわいい猫って、2種類いると思っています。目がくりくりして毛並みが整っていて、愛くるしく素直に綺麗な猫と、どこかふてぶてしいどら猫風の猫。ヴェラは後者の猫です。ブサカワというやつでしょうか。

マヌエラがあくが強いキャラクターなので、お綺麗な猫よりもブサカワ系の猫のほうが合うと思い太ってる設定をつけました。

性格も、他の使い魔のように主のためにせっせと働いていないというか、本当に大変なとき以外は、我関せずとでも言うように、のんびり気ままにしています。

そういうところも普通の猫っぽいですね。人語も話しません。マヌエラが、猫があれこれ喋るのはうざったいと考えたのもありますが、ヴェラも人の言葉で喋るなんてめんどくさい、と思っているのです。

でも、さすがは使い魔だけあって頭が良く、時にはいいアイディアを出してマヌエラをサポートしています。

気まぐれでのんびり屋で、そこまで忠誠心がない、猫らしいどら猫といったイメージです。

反対に、主に忠誠を誓い、せっせと良く働く使い魔がユッテです。首の赤いリボンはイルゼの魔法道具で、いちいち魔法をかけてもらわなくても、必要に応じて侍女の姿に変身できます。

侍女としてイルゼのそばにいますし、言葉も喋るので、作中でラルフの次に目立っている使い魔ではないでしょうか。

彼女は主に似て賢く、お利口で、よく働きます。さらに、王妃様の猫なわけですから、見た目はお綺麗な可愛さの猫です。耳が丸まっているのが特徴ですが、それで両足を揃えて、イルゼの足元にちょこんと座っているのは、想像するとなんとも健気で愛くるしいと思いませんか?

イルゼへの忠誠心は、特にきっかけがあったわけではなく、使い魔になったからには当然と思っているようです。猫にしては珍しく真面目な性格だったのでしょう。

今回はヴェラとユッテについて語りました。残りの使い魔は次回に回します。残り三匹のことを知りたいかたは、来週もどうぞお付き合いください。

2024年 06月03日 (月) 20:02|コメント(0)

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