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活動報告

石刻師リョウ 草原の風 

「石刻師リョウ 草原の風」を公開し始めました。
石刻師というのは、石碑などを彫る石屋のことです。構想当初は、唐の長安の都で、書や石刻を通して仲間や宮廷貴族との交流、抗争などを書くつもりでしたが、その子供時代を書いているうちに、どんどん膨らんでしまい、子供(12歳)から大人になりかけ(17歳)までの物語を「草原の風」として、発表することにしました。
その主な舞台は、黄河の大屈曲部(現在の中国、オルドス地方)から始まり、さらに北の突厥の草原(現在のモンゴル高原)へと進みます。
17歳から先は、「中原の風」(中原は長安や洛陽のある唐の中心部)、「燎原の風」と続ける構想はありますが、はて、何年かかることやら。まずは「草原の風」のご愛読をお願いいたします。

2022年 05月01日 (日) 18:16|コメント(2)

半年ぶりにお名前を見つけ喜んでおります。『出ておいで』の評価がすごかったですね。陰ながら喜んでいました。新作は全然ジャンルの違うもの……中国の歴史は興味があるので楽しみにしておりました。漢字や読み方も難しそうですが、落ちこぼれないよう勉強させていただきます。
chaconneさん
コメントありがとうございます。私自身、スマホの時代に難しい漢字は書けなくなってきているのですが、書や石刻を扱う小説ですので、漢字の意味に少しこだわってみようと思いました。読みづらいかもしれませんが、どうかお付き合いください。そのうち、だんだん味が出てくるのではないかと(笑)、秘かに期待しています。