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作者ブックマーク

活動報告

はじめまして

思いのほか、たくさんの方に作品を読んでいただき、ありがとうございます。
子供のころから文章を書くことが好きでした。でも仕事に追われて、それどころではない人生を過ごしてきました。最近、少し余裕が出てきて、エッセイや短編を書いてみることにしました。もっとも、素人が作品を発表する場なんてないなと思っていた時に、このNOVEL DAYSに出会いました。
NOVEL DAYSの操作方法や表紙の作り方など、練習も兼ねて載せた第一号が「トワイライト ドライバー」です。練習作を人に読ませるのかと怒らないでください。自分では結構気に入っているんです。5年前に書いたものなのに、当時と自動運転に対する本質的な議論はあまり進んでいないことに驚きます。認知症を患った母へのオマージュでもあります。
そして実質的な処女作として載せたのが「出ておいで」です。庄内地方には「モリ供養」という行事があることを知り、それに触発されて書いたものです。この地方では、亡くなった方の霊は近くの里山で三年過ごし、その後月山に登り、魂を洗い清められて永遠の命を得るのだと言われます。でも、霊にもいろいろ迷いがあるのではないか、そのことを通じて生きていることの意味を考えてみたいと思いました。(モリ供養の内容は、本作のプロローグ及び八章を参照ください。)
現在は、唐の時代の中国とモンゴル高原を舞台にした歴史冒険小説を書いています。長編になりそうで、早く載せたいのですが、遅々として進みません。その間、エッセイなども載せていきたいと思いますので、また機会があったら是非読んでみてください。
(2021.11.2)

2021年 11月02日 (火) 16:04|コメント(2)

『出ておいで』そういうことだったのですね。
タイトルは見たことがありましたが、開けたことはありませんでした。このたび、活動報告を読み、こちらの中編処女作(?)にしては、素晴らしい作品を、眠れない夜に一気に読みました。
誤字もなくルールも守り、アラ探しできず……
私は主人公に年齢も近い。連れ合いはまだ元気ですが。
女はひとり残されても、強い人が多いような……
羽黒山は中学生の頃に登りました。
モモを自転車に乗せ雪道を自転車で漕ぐところが1番印象的。
私の部屋にも猫と犬の遺骨が置いたままです。猫は病院で亡くなり死に目に会えず。犬はしっかり看取り腕の中で逝きました。
いまだに忘れられず。ときどき、夢に出てきます。

中国の歴史にも興味があるので、次回作を楽しみにしています。
chaconneさん
コメントありがとうございました。初めての小説投稿で、このようなお言葉を頂き、大変感激し、また勇気づけられました。chaconneさんも似たような経験をされたんですね。この作品が少しでも慰めになれば幸いです。次回作、苦闘中も、がんばります。