点々と不幸を入れ替えて……。

　事故が多発するエリアって、生きている我々の見えぬところでこういうことがもしかしたら本当に起きているのかもしれません。 　そんなことを思いました。 　前の犠牲者が、次の犠牲者を探してる……。

予想のさらに先を行く結末！

　難病というあたりで気が付くべきだったのかもしれませんが、まったく気付かず予想もしていなかったので、ラストを読んで「そう来たか！」と思い、膝を叩きながらニヤリとしてしまいました。 　地獄でも天国でもない、先。 　哀れですね。魂の救済は……どこに。

自然現象である炎に心はない。だが。

火をつける人間には様々な欲を持っている。という事ですね。様々な宗教が火の神様を想像した理由がわかった気がしました。

生きることは賭け。

賭けに興じ過ぎるのはよくありませんね。

最高です。

今までノベルデイズで見た作品の中で、最高の部類です。

一筋の光。

幻覚と快楽と暴力のなかに、一筋の暖かな光を見ました。