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活動報告

リアカー無きK村……またとりとめも節操も無く語ります

 リアカー無きK村……、おなじみ「炎色反応」の覚え方です。

「リアカー・Li(赤) なき・Na(黄) K村・K(紫) 。動力・Cu(緑) 借り代・Ca(橙) スルーしてくれない・Sr(紅)、馬力・Ba(黄緑)だから」

 Ca(橙)Sr(紅)の覚えかたは「借りるとうするもくれない」ですが、ちょっと今風に変えてみました。

 次回まで、拙作「青銀の風」は花火の回です。
 話の中に出てくる花火に使う鉱石の中には実在するものも、架空のものもあります。
 架空のものにも元ネタがあるので、ちょっと説明を。

 孔雀石(青色):別名マラカイト。これは実在のものそのままです。塩基性炭酸銅なので、覚え方から言うと緑の炎色反応ですが、実際は薄い青緑です。この孔雀石はクレオパトラがアイシャドーとして使っていたようで、砕いて絵の顔料(青丹)としても使われます。(高松塚古墳でも使用されています)青丹は「あおによし」の由来とも言われているようです。青丹色は黄緑に近い色です。

 紅磁石(赤):茶色のストロンチアン石がモデルです。名前からわかるようにこれはストロンチウムの鉱物です。紫外線長波で明るい蛍光を発します。(私、蛍光する石ってとっても好きなのです)あ、ストロンチアン石に磁力はありません。

 水消石(黄色):氷晶石がモデルです。この氷晶石はグリーンランドのイヒドゥートで主に採掘されていたのですが、アルミ精錬に使われ現在は鉱脈が乏しくなって採掘を終えています。(現在は蛍石から合成されています)白い結晶の塊のような鉱物ですが、屈折率が水とほぼ同じため、水に漬けると見えなくなります。

 探していたら炎色反応の覚え方、別な方法もありました。(まいにちマナブのサイトから引用)
「リ (Li)ンゴは赤、菜 (Na)の花は黄、巨 (K)峰は紫、きゅう (Cu)りは緑、柑(Ca)橘類は橙、ストロ (Sr)ベリーは紅、バ (Ba)ナナは黄緑」
 考えた人天才!!!

2021年 07月05日 (月) 23:40|コメント(0)

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