第19話:金融関連事件と贈収賄事件

文字数 1,558文字

 12月6日乱脈経営で破たんした東京協和信用組合と安全信用組合の不正融資に絡み、東京地検が山口敏夫元労相を背任容疑で逮捕した。1996年が明けると1月1日大手スーパー各社が元日営業を始めた。4月1日、東京三菱銀行が発足した。6月18日には住専処理のため6850億円の財政支出を実行に移す住専処理法と金融4法が参院本会議で成立した。

 11月21日には大蔵省が多額の債務超過に陥った阪和銀行に業務停止命令が出され、銀行への同命令は戦後初めとなった。1997年が明けると1月2日に島根県・隠岐島沖でロシアのタンカー「ナホトカ」が沈没し、流出した重油が日本海沿岸に漂着した。3月6日には野村謹券が総会屋親族企業への利益提供を認めた。3月14日には酒巻英雄社長が辞任し、5月30日に酒巻前社長が逮捕された。

 3月24日のリクルート裁判で受託収賄罪に問われた藤波孝生・元官房長官に東京高裁が1審の無罪を破棄し、懲役3年執行猶予4年、追徴金4270万円の判決が下した。4月25日には大蔵省が日産生命保険に業務停止を命令を出した。この日産生命保険の経営破たんが初めてだった。9月11日、第2次橋本改造内閣が発足し、ロッキード事件で有罪確定の佐藤孝行代議士が総務庁長官で初入閣した。

 9月22日には世論の批判のため、佐藤長官が辞任した。10月1日には大手ゼネコンから現金を受け取り、あっせん収賄罪に問われた中村喜四郎・元建設相に東京地裁が懲役1年6月、追徴金1千万円の実刑判決が下された。11月17日、北海道拓殖銀行が営業権を北洋銀行に譲渡すると発表し、都銀初の経営破たんとなった。12月1日には温暖化防止:京都会議が開幕した。

 12月11日には先進国の温暖化ガス削減目標を盛り込んだ議定書が採択された。1998年3月11日、東京地検が日銀の吉沢安幸証券課長を収賄容疑で逮捕し、松下康雄・日銀総裁が辞意を表明した。3月20日には後任総裁に速水優・日商岩井相談役が就任した。7月12日、第18回参院選で自民党惨敗し、民主党、共産党躍進し、7月13日に橋本龍太郎首相が総裁辞任を表明した。

 9月11日、第2次橋本改造内閣が発足し、ロッキード事件で有罪確定の佐藤孝行代議士が総務庁長官で初入閣し、9月22日に世論の批判に対し佐藤長官が辞任した。10月1日、大手ゼネコンから現金を受け取り、あっせん収賄罪に問われた中村喜四郎・元建設相に東京地裁が懲役1年6月、追徴金1千万円の実刑判決が下された。

 11月17日には北海道拓殖銀行が営業権を北洋銀行に譲渡すると発表し、都銀初の経営破たんとなった。11月24日営業不振に陥った山一證券が自主廃業を決める。1998年が明け、3月11日、東京地検が日銀の吉沢安幸証券課長を収賄容疑で逮捕。松下康雄・日銀総裁が辞意。20日後任総裁に速水優・日商岩井相談役が就任。4月5日、明石海峡大橋が開通した。

 これにより、本四連絡橋神戸~鳴門ルート全線が開通した。4月14日、1997年度の企業倒産が1万7439件になり、負債総額は前年度を65%上回る15兆1203億円で戦後最悪となった。5月27日に淡路龍馬さんから友原和豊に電話が入り、5月31日の第59回優駿牝馬「オークス」に行こうと誘われ13時に横浜駅で待ち合わせた。集合すると東横線に乗り込んだ。

 そして、武蔵小杉駅で南武線の快足に乗り換え府中本町で降りた。その後、徒歩12分で東京競馬場14時16分に着いた。いつも通りカフェで競馬新聞を見てお茶して15時過ぎにパドックへ行き出走馬の様子を眺めた。一応、全馬を見終わると淡路龍馬さん6番エリモエクセルから流そうと仲間に言い、淡路龍馬さんに6番エリモエクセルが勝つ可能性が高いと言い6番から流そうと言った。
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