瞳のママ「娘のレオパレス21が燃えたですって!?」
文字数 2,588文字
これも小説の設定だったらどんなによかったことか。
レオパレスは、現在までに少なくとも3000棟の
建築基準法違反(施工不良)が明らかになり、株価が光の速さで暴落した。
株は、今や生ごみと同等の価値しかない。
つまり日本にある生命保険会社の存在価値と同じレベルだ。
(しつこいようだが、生保はクソである。
私は生命保険会社が大嫌いだ。生保は詐欺だ。悪徳だ。
このような会社に勤務している全ての従業員に告ぐ。
君地たちは死後、必ず地獄に落ち、生前の行いを悔いることになる)
「あの」レオパレスである。英国の一部の企業が、この会社の
株の空売りをしていると聞いたが、はたして何が目的なのか。
忘れてはならないのが、この小説の主人公の一人である、
坂上瞳の住居もまた、レオパレス21だったことである。
瞳「布団が…ふっとんだぁ!!」
レオパレスは、もろい。
私はどこかのニュースで聞いたのだが、台風が通過した後に
レオパレスの「屋根が吹き飛び」雨が建物内に直接入って来たという、
笑うに笑えないことがあったとか。
信じれない事態である。
「お~い大変だぁ、(# ゚Д゚)レオパレスの屋根が吹き飛んだぞ!!」
「や~ね~(屋根)(´▽`)」
シャレに、ならない。
今回はダジャレが言いたかっただけである。
これにて筆者の語りを終える。
※さかがみ ひとみ (もうすぐ33さい)
私は愚かにも布団を干した状態で買い物に行ってしまい、
途中で雨が降りそうだった、まではいいんですが、
帰ってきたらアパートメントが良く燃えていました。
ごおごお。と音を立て。レオパレスの周囲にある住宅地にも
火が燃え移り、周囲一帯は火炎の地獄と化してしまいました。
「危ないから現場の近くに寄らないでください!!」
「お嬢さんは離れていろ!!」
必死で消火活動を続ける、消防隊員の男の人達です。
お嬢さんって言われたってことは、まだまだ若者っぽく
見えるってことよね (*´з`) ちょっと自分に自信がついた。
「これはどういうことなのかしら、ヒトミさん ( 一一)」
「お母さんがなぜここに…。(・_・D
いつもとうとつに登場しますよね」
「この話が始まった時からいたわよ。
そういう設定なの ($・・)」
「設定、ですか ('_')」
「そう。設定よ (-_-)」
母様は品よく腕を組んで、消防活動を見守っていました。
危ない危ない。ぼーっとしてると風に乗って火の粉が服に飛び散るわ。
今日の天気は小雨と強風。夕方だからタチが悪い。
燃え盛る炎。まるで地獄の光景を眺めてみるみたい。
私のアパートが、燃えているのです。
壁が薄くて隣の部屋のテレビの音は漏れまくり。
上の階の人がどしんどしんと夜にうるさい。
住民が階段を上る音で目が覚める。
けっして住みやすい場所ではありませんでした。
それでも住めば都。あそこには私の生活が、
思い出が詰まっていたのです。
私は実家の広いお屋敷じゃなくて、
他のみんなと同じような
暮らしをしてみたいと思っていたから。
皮肉なことにレオパレスに住むようになってから
自分がお嬢様だったことに気づきましたが。
『キッチンのやかんの湯を沸かしたままで、
30分以上かけて買い物をしてきなさい』
私のバッグの奥に締まっている、作者からの指示書です。
ここまで読んでもらえば読者の皆さんは
分かってくださると思うんですが、
アパートの放火の原因を作ったのは私です。
罪悪感なんてありません。
ここが現実じゃないって分かってますから。
しょせん小説。
それに指示ならしょうがないでしょ?
「ヒトミさん (-_-;)」
「はい。お母さん (;´・ω・)」
「あなたの新しい住居を用意するのに少し時間がかかるわ。
それまで渋谷賢人君のおうちにお邪魔させてもらいなさい (-_-;)」
はいはい。☆侵略イカ娘★
そんなこんなで、私は賢人くぅんの
アパートメントで同棲することになりましたとさ。
いかにも少女漫画やラノベとかでありがちな設定です。
若い男女の突然の同棲。しかも親公認。
もしくは親は海外転勤か、既に死亡している。
どうして市販の作品は画一的な設定ばかりなのでしょう。
それは読者受けしやすい王道展開ばかりの「設定」に凝った
作品を発売したほうが、利益(販売益)になりやすいからです。
出版社等の利益を追求した結果、つまらない、
どこかで読んだような作品ばかりが量産され、
3年ごとくらいのサイクルで少しづつ飽きられ、
以前とは違った傾向の作品が作られ、
斬新だともてはやされ、
それがのちに循環していくのです。
市販作品には、
出版までの納期、ページ数の上限、
編集部のダメ出し、言論統制(倫理何とか)により、
本来の作者の意図した作品とは異なる内容が展開されているのです。
真の個性的作品がネット小説に集中しているのは必然ですね。
※
・さっそく賢人の家へ
「てことで今日からよろしくぅ (*´▽`*)」
「ひ、ヒトミさん、今は来ちゃだめだ……。゚(゚´Д`゚)゚」
私は思わず吐きそうになりました。
玄関のチャイムを押しても反応がなかったので、
無理やり扉をこじ開けて中へ。それでも賢人君の気配がない。
おかしいと思ってお風呂場を開けてみると、「うっ……(;一_一)」いるいる。
2話前で群馬県まで吹き飛んだはずの美雪さんと、
そのお兄ちゃんであるはずの賢人君が。いん ザ ばするーむ。
つまり二人で浴槽に入っていたのです!!!!! (# ゚Д゚)
「きんしんそうか…(゜-゜)」
「断じて違う!! マジで違うんだ誤解なんだ!!
頼むから俺の話を聞いてくれ!! ('Д')」
あれから数日。美雪さんは群馬県から電車(JR高崎線)に乗って
埼玉から帰って来たそうです。「おにいちゃんのバカぁ」といつもの
ように泣きわめき、手が付けられない状況になった。
群馬県の山奥で熊やニホンザルの襲撃を撃退しながらの
下山で精神的にも肉体的にも消耗し、
優しかった彼女(どこが優しいの!!)をすっかり変えてしまった。
「あの女にぶっ飛ばされたせいで死にそうになったんだよ!!
熊から逃げるのって本当に命がけだったんだから!!
しかも臭いし!! お兄ちゃんに言っても分からないだろうけどさ!!
もちろん責任取ってくれるんだよね!?」
「あの女と早く別れてよぉ!! 別れて!! さあ別れて!!
今すぐ別れてくれたら許してあげるから!!(>_
レオパレスは、現在までに少なくとも3000棟の
建築基準法違反(施工不良)が明らかになり、株価が光の速さで暴落した。
株は、今や生ごみと同等の価値しかない。
つまり日本にある生命保険会社の存在価値と同じレベルだ。
(しつこいようだが、生保はクソである。
私は生命保険会社が大嫌いだ。生保は詐欺だ。悪徳だ。
このような会社に勤務している全ての従業員に告ぐ。
君地たちは死後、必ず地獄に落ち、生前の行いを悔いることになる)
「あの」レオパレスである。英国の一部の企業が、この会社の
株の空売りをしていると聞いたが、はたして何が目的なのか。
忘れてはならないのが、この小説の主人公の一人である、
坂上瞳の住居もまた、レオパレス21だったことである。
瞳「布団が…ふっとんだぁ!!」
レオパレスは、もろい。
私はどこかのニュースで聞いたのだが、台風が通過した後に
レオパレスの「屋根が吹き飛び」雨が建物内に直接入って来たという、
笑うに笑えないことがあったとか。
信じれない事態である。
「お~い大変だぁ、(# ゚Д゚)レオパレスの屋根が吹き飛んだぞ!!」
「や~ね~(屋根)(´▽`)」
シャレに、ならない。
今回はダジャレが言いたかっただけである。
これにて筆者の語りを終える。
※さかがみ ひとみ (もうすぐ33さい)
私は愚かにも布団を干した状態で買い物に行ってしまい、
途中で雨が降りそうだった、まではいいんですが、
帰ってきたらアパートメントが良く燃えていました。
ごおごお。と音を立て。レオパレスの周囲にある住宅地にも
火が燃え移り、周囲一帯は火炎の地獄と化してしまいました。
「危ないから現場の近くに寄らないでください!!」
「お嬢さんは離れていろ!!」
必死で消火活動を続ける、消防隊員の男の人達です。
お嬢さんって言われたってことは、まだまだ若者っぽく
見えるってことよね (*´з`) ちょっと自分に自信がついた。
「これはどういうことなのかしら、ヒトミさん ( 一一)」
「お母さんがなぜここに…。(・_・D
いつもとうとつに登場しますよね」
「この話が始まった時からいたわよ。
そういう設定なの ($・・)」
「設定、ですか ('_')」
「そう。設定よ (-_-)」
母様は品よく腕を組んで、消防活動を見守っていました。
危ない危ない。ぼーっとしてると風に乗って火の粉が服に飛び散るわ。
今日の天気は小雨と強風。夕方だからタチが悪い。
燃え盛る炎。まるで地獄の光景を眺めてみるみたい。
私のアパートが、燃えているのです。
壁が薄くて隣の部屋のテレビの音は漏れまくり。
上の階の人がどしんどしんと夜にうるさい。
住民が階段を上る音で目が覚める。
けっして住みやすい場所ではありませんでした。
それでも住めば都。あそこには私の生活が、
思い出が詰まっていたのです。
私は実家の広いお屋敷じゃなくて、
他のみんなと同じような
暮らしをしてみたいと思っていたから。
皮肉なことにレオパレスに住むようになってから
自分がお嬢様だったことに気づきましたが。
『キッチンのやかんの湯を沸かしたままで、
30分以上かけて買い物をしてきなさい』
私のバッグの奥に締まっている、作者からの指示書です。
ここまで読んでもらえば読者の皆さんは
分かってくださると思うんですが、
アパートの放火の原因を作ったのは私です。
罪悪感なんてありません。
ここが現実じゃないって分かってますから。
しょせん小説。
それに指示ならしょうがないでしょ?
「ヒトミさん (-_-;)」
「はい。お母さん (;´・ω・)」
「あなたの新しい住居を用意するのに少し時間がかかるわ。
それまで渋谷賢人君のおうちにお邪魔させてもらいなさい (-_-;)」
はいはい。☆侵略イカ娘★
そんなこんなで、私は賢人くぅんの
アパートメントで同棲することになりましたとさ。
いかにも少女漫画やラノベとかでありがちな設定です。
若い男女の突然の同棲。しかも親公認。
もしくは親は海外転勤か、既に死亡している。
どうして市販の作品は画一的な設定ばかりなのでしょう。
それは読者受けしやすい王道展開ばかりの「設定」に凝った
作品を発売したほうが、利益(販売益)になりやすいからです。
出版社等の利益を追求した結果、つまらない、
どこかで読んだような作品ばかりが量産され、
3年ごとくらいのサイクルで少しづつ飽きられ、
以前とは違った傾向の作品が作られ、
斬新だともてはやされ、
それがのちに循環していくのです。
市販作品には、
出版までの納期、ページ数の上限、
編集部のダメ出し、言論統制(倫理何とか)により、
本来の作者の意図した作品とは異なる内容が展開されているのです。
真の個性的作品がネット小説に集中しているのは必然ですね。
※
・さっそく賢人の家へ
「てことで今日からよろしくぅ (*´▽`*)」
「ひ、ヒトミさん、今は来ちゃだめだ……。゚(゚´Д`゚)゚」
私は思わず吐きそうになりました。
玄関のチャイムを押しても反応がなかったので、
無理やり扉をこじ開けて中へ。それでも賢人君の気配がない。
おかしいと思ってお風呂場を開けてみると、「うっ……(;一_一)」いるいる。
2話前で群馬県まで吹き飛んだはずの美雪さんと、
そのお兄ちゃんであるはずの賢人君が。いん ザ ばするーむ。
つまり二人で浴槽に入っていたのです!!!!! (# ゚Д゚)
「きんしんそうか…(゜-゜)」
「断じて違う!! マジで違うんだ誤解なんだ!!
頼むから俺の話を聞いてくれ!! ('Д')」
あれから数日。美雪さんは群馬県から電車(JR高崎線)に乗って
埼玉から帰って来たそうです。「おにいちゃんのバカぁ」といつもの
ように泣きわめき、手が付けられない状況になった。
群馬県の山奥で熊やニホンザルの襲撃を撃退しながらの
下山で精神的にも肉体的にも消耗し、
優しかった彼女(どこが優しいの!!)をすっかり変えてしまった。
「あの女にぶっ飛ばされたせいで死にそうになったんだよ!!
熊から逃げるのって本当に命がけだったんだから!!
しかも臭いし!! お兄ちゃんに言っても分からないだろうけどさ!!
もちろん責任取ってくれるんだよね!?」
「あの女と早く別れてよぉ!! 別れて!! さあ別れて!!
今すぐ別れてくれたら許してあげるから!!(>_