セリフ詳細

 いや、全く。そもそも旅は食料を買い込みますし、野宿するときは結界魔法陣張って安全で快適な空間作れますし。山で野営なんて危険すぎて仲間も嫌がりますしね。僕だって山みたいな魔物がうろつく場所で野宿なんかしたくないですよ。万が一仲間が死んで僕一人になったとしても、空間転移のスクロールで真っ先に街に戻ります。ダンジョンでも脱出のスクロール使いますよ。

作品タイトル:DJマオウのデッドオブナイトラジオ

エピソード名:勇者はつらいよ、のコーナー

作者名:綿貫むじな  drtanuki

92|ファンタジー|完結|25話|115,713文字

ファンタジー, 魔王, ラジオ, チャットノベル大賞

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ここは魔物が君臨する世界。
人間が支配する世界を「表」とするなら「裏」の世界と言うべきか。
裏世界の魔物たちを統べる魔王が、いったいどういう訳かラジオ放送を始める。
魔王が飛ばすのはプロパガンダか、はたまた本当に普通のラジオなのか?
全てはラジオの電源を点けてみればわかる。聞いてみよう。