セリフ詳細

コーションが何を思って聖職者を志し、神学を学んだかはわかりません。それでも1度は神に仕える決意をした者が、どうしてここまで残酷で陰険になってしまうのか、権力は本当に怖ろしいです。おそらくコーション自身は自分が悪いことをしているとは思わず、天国に行くと信じているのでしょう。僕達の生きた16世紀はこのような考え方の権力者、聖職者、宗教改革者が入り乱れ、戦争や虐殺、異端審問の処刑が繰り返し行われる怖ろしい時代になってしまいました。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ピエール・コーション(5)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|853話|951,009文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き