セリフ詳細

これを受け、同年7月にアモーリーは再びエジプトへと遠征し、シールクーフの篭るビルバイスを包囲した。包囲は数週間に及び、シャーワルからも攻め立てられたシールクーフの状況は絶望的になった。これを知るとヌールッディーンはアモーリーをエジプトから撤退させるためにアンティオキア公国領のハリームの城を攻めてこれを落とし、王の不在中のエルサレム王国の国事を委ねられていたアンティオキア公ボエモン3世とトリポリ伯レーモン3世を捕虜とした。この報を受けるや背後を脅かされたアモーリーは撤退を余儀なくされた。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:エルサレム王アモーリー1世(2)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|862話|958,720文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き