セリフ詳細

そうです。フランス軍が見つけたロゼッタストーンには、同じ内容がヒエログリフ(神聖文字(しんせいもじ))、デモティック(民用文字(みんようもじ))、ギリシャ文字で書かれています。これは、よそ者であるギリシャ系の王、プトレマイオス5世が、神々の意志に従順(じゅうじゅん)であり、税負担を軽くしたり恩赦(おんしゃ)を下したり、エジプトに損害を与える邪悪なものを滅ぼしたりして、エジプトの繁栄(はんえい)のために尽くす王であることを広く知らせようとしたもののようです。


『ワンピース』では、ポーネグリフというものが登場します。まあ、これは現存する統治体制を正当化する意図でつくられたものではなく、ワノ国の石工(いしく)の一族である光月(こうづき)一族によってつくられたものです。いくつかの種類に分かれるのですが、真の歴史が書かれたリオ・ポーネグリフは、世界政府にとって不都合なものらしく、研究することが禁じられています。

作品タイトル:ビブリオカフェ

エピソード名:ワンピースの元ネタと主題

作者名:本の虫  AnUnknownHand

9|その他|連載中|28話|52,528文字

哲学, 文学, 宗教

26,018 views