セリフ詳細

そうだろうね。

村は封鎖的だから、君のような外から来る人間とは中々打ち解けない部分があるだろうし、何よりも今は【魔性】のせいで神経質にもなっていると思う。

面白がって【魔性】を刺激して、また犠牲者がでてしまったら、と思うと、父や保守的な考えを持つ村人は正直、嫌がるんだろうね…仕方ないことだけど。

作品タイトル:セイレーン

エピソード名:第1話 【出会い】

作者名:司馬翔華  sho-ka3

4|ファンタジー|完結|10話|24,292文字

ファンタジー, 悲恋, 暴力, 封鎖的, 差別, 完結

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美しい歌声で若い男を誘惑し、海へと引きずり込む【魔性】。
伯父が住む小さな島に都会から遊びにきた青年は興味本位で【魔性】に会ってしまう。
『きみは誰?』
『私は…セイレーン。やっとあなたに会えた…』