セリフ詳細

えーっと……この状態で僕が言うのもなんだけど、不謹慎じゃない?

作品タイトル:またね、と言って君は僕に背を向けた

エピソード名:牡丹

作者名:真白なつき  mashiro_natsuki

17|恋愛・ラブコメ|連載中|5話|4,751文字

青春, 短編, 悲恋, ほのぼの, 切ない, 恋愛

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これは君と過ごす、さいごの夏の物語。

お盆から少しはずれた時期、僕と彼女は墓地にやってきた。
夏の夕暮れが僕らを追いかけ追い越していく。
時間は僕らを特別扱いしてはくれないから。

「花火をしよう!」
そう言ってからからと笑う彼女のことが、本当は愛しくてたまらない。