セリフ詳細

この結果、シリアでマルワーンが台頭するとともにカルブ族が属するクダーア族の部族同盟の力が認められることになり、戦いの後にはホムスの同盟部族であるカフターン族と同盟を結び、「ヤマン」の名で知られる新しい大部族を形成した。しかしながら、マルジュ・ラーヒトの戦いにおけるウマイヤ朝とヤマン族の圧倒的な勝利は、長期にわたるカイス族とヤマン族の確執という負の遺産も残した。カイス族の残軍はジャズィーラ(メソポタミア北部)のカルキースィヤーの要塞を奪ったズファル・ブン・アル=ハーリス・アル=キラービーの下に逃れ、ズファルはそこからウマイヤ朝と対立する部族を率いた。

作品タイトル:フェリペと学ぶ医学の歴史

エピソード名:106、マルワーン1世(4)

作者名:Petronila

95|日記・個人ブログ|連載中|117話|122,238文字

医学の歴史, 16世紀, スペイン, アスクレピオス, ヒポクラテス, ガレノス

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『医学の歴史』について、アクスレピオス、ヒポクラテス、ガレノスなど有名人物を題材に、フェリペとニコラス医師を中心に会話形式で綴っていきます。