セリフ詳細

シャルル4世は後継者を残さずに亡くなり、カペー朝は途絶えてしまいますが、3人の兄弟の中で1番フランスのことを考えて行動し、父フィリップ4世に似ているようにも思います。フランス王に即位してすぐに教皇に結婚を無効にしてもらい、新しく神聖ローマ皇帝ハインリヒ7世の娘と結婚しています。スキャンダルを起こした王妃を切り捨ててボヘミアと結びついた方が有利と考えたのでしょう。王妃マリーは出産で亡くなってしまいますが、その後もカール4世を宮廷に置いてよい教育を与えたのは、ボヘミア王家との良好な関係を続けたかったからでしょう。その後カール4世は神聖ローマ皇帝になり、彼の家庭教師は教皇になっています。その前にシャルル4世は亡くなっていますが、もし彼が長生きすれば、フランスは教皇と皇帝、2つの権力者と強い繋がりを持てたのです。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:シャルル4世(2)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|857話|954,140文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き