「何がきっかけで……出逢ったんだろう」というのも、迷いのある言葉で、やっぱり不安定なんだけど「いっしょにいたいのさ」という言葉が現れて、「あ、この二人、案外うまくいってる?」と、ふっとバランスが崩れる。
でもそこで「がんばってみるよ やれるだけ」という元気のある言葉を、一番高い音で力強く歌って、ポジティブなテンションが上がって「つまりは」で最高潮になるんだけど、「単純に君のこと好きなのさ」で力が抜けて安定する。この力の抜けた安心のような感覚と、「セロリ」のいう「好き」の感情は重なっているというわけ。