セリフ詳細
まるで昼ドラのような展開がアブラハム一家には続いていきます。サラから「ハガルとイシュマエルを追い出して!」と言われたアブラハムは葛藤します。
アブラハムにとってはイシュマエルもイサクと同じく自分の子ども……しかも、サラとの間に子どもができると信じられなかったとき、「どうかイシュマエルが御前に生き永らえますように」と自ら神様にお願いした子どもでした。
そんな中、神様から非常に都合の良い言葉がアブラハムに語られます。「あの子供とあの女のことで苦しまなくてもよい。すべてサラが言うことに聞き従いなさい」……これを聞いて、彼はすんなりその言葉にどおり行動します。えっ、いいの……それで? ちょっと都合良すぎない?
しかも、よくよく考えてみれば、最初にサラが辛く当たるようになってハガルが逃げ出したとき、彼女を止めてサラの元へ帰るよう言ったのは神の使いでした……だったら最初から止めずに逃がしとけば良かったのでは?
複数の人を繰り返し騙したアブラハムの心情と彼自身が聞いた「神の言葉」……その内容を無条件に「本当の神の意志と一致している」と捉えてよいのかは、ちょっと疑問が残りますね。
作品タイトル:4コマ漫画『聖書ツッコミうさぎ』
エピソード名:都合が良すぎ?
★153|現代ドラマ・社会派|連載中|57話|17,014文字
聖書マンガ大賞, 4コマ漫画, ネーム, コメディ, 日常, ほのぼの, #4コマ漫画メーカー
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『聖書はツッコミどころ満載……なのにハマる?』
白兎のシロウは気づいてしまった。世界的ベストセラーの聖書は、思ってたほど万人受けしそうな本じゃないことに……聖書のツッコミどころをつぶやいていくウサギたちの日常をご覧あれ。
(こちらのネームは、「4コマ漫画メーカー」を使用したものです。聖書マンガ大賞応募作品。)