セリフ詳細

第3代の正統カリフであるウスマーンは、地方の問題への干渉と縁故主義的であると多くの人々から見なされた議論を呼ぶ政策を実施した結果、征服された土地に住むイスラーム教徒の入植者の怒りを引き起こした。そして656年に当時のイスラーム国家の首都であったマディーナで地方の叛乱勢力の手によって殺害され、イスラームの開祖ムハンマドの従兄弟で娘婿のアリー・ブン・アビー・ターリブがマディーナの住民とこれらの叛乱勢力からカリフとして認められた。しかし、カリフに即位したアリーがウスマーンの暗殺に関与したすべての人間に恩赦を与え、多くのウマイヤ家出身の総督を更迭したことでウマイヤ家の人々は不満を募らせ、アリーにウスマーン殺害の責任を問う運動を起こした。

作品タイトル:フェリペと学ぶ医学の歴史

エピソード名:94、ヤズィード1世(4)

作者名:Petronila

95|日記・個人ブログ|連載中|117話|122,238文字

医学の歴史, 16世紀, スペイン, アスクレピオス, ヒポクラテス, ガレノス

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『医学の歴史』について、アクスレピオス、ヒポクラテス、ガレノスなど有名人物を題材に、フェリペとニコラス医師を中心に会話形式で綴っていきます。