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>小説の長所、小説の魅力とは何なのか。
多くのコンテンツって、本当に消費するだけのものが多いですよね。
コンテンツ系の経営者などとお話すると「消費者にとってゲームが最もコスパがいいのではないか」と言われることがあります。そこそこのRPGとか今じゃ2000円とか3000円とかで出回ってて、消費するのに50時間とか100時間を要します。それに繰り返し遊んだりもしますから、外にでなくてもかなり長い間楽しめる消費コンテンツなんですよね。
ソシャゲとかMMOとかになると、同じゲームに1000時間もハマっている人もいるでしょう。
ただしゲームって、消費しちゃえば、後は終わりなんですよね。ゲームで人生がプラスに変わる人とか、なかなかいないでしょう。
ゲームに限らず、他のコンテンツも大筋では似たような大量消費物かなと思います。
でも小説って、消費するだけのものではないところが他のコンテンツとの違いかなと考えています。
イノクマ編集長が#1で仰っていたことと通じるところがあるかもですが、書き手は読み手でもある、読み手は書き手にもなるという側面が小説の興味深さの一つかなと。
人の作ったものを見て、自分も何かをしたくなる。相手の人生にプラスの影響を与えられるコンテンツかもしれません。
「なんか自分にも書けそう感」って(それが事実かどうかはともかく)小説の大事な一要素なのかなと思います。
作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)
エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #2
★228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字
【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス
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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」
現在第二部も終了いたしました。
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■参加者
司会:作家 至道流星
講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長
リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様
■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。
「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。
*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。
座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。
リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html
*こちらの座談会は開催当時の紹介です