セリフ詳細
はじめまして、山本風碧と申します。
臆病で人と話すことが苦手で、そのせいで内に貯め込んだものを発散させるため小説を書き始めた気がします。
そんな気質ですので、ROMを突き通すつもりでしたが、自己紹介だけでもさせていただこうと思いまして。
KADOKAWAビーズログ文庫アリスさんから「御伽噺を翔ける魔女」でデビューいたしました。
リデビュー小説賞には「暁の巫女は朔の夢を見る」という平安風ファンタジーを投稿させていただいております。
少女小説を読んで育ったため、今でも少女小説が好きで書きますし読みますが、現状少女小説というジャンルの元気がなくなっている(もしくは他ジャンルに吸収されている)ように思えています。
ホワイトハートさんの「十二国記」は、一般文庫としても刊行されましたが、元は少女小説レーベルから刊行されたということを知っている方も少なくなったのでは?
そんな現状で重厚な女性向けファンタジーが少女小説レーベルから発売されたとして、十二国記程のヒットとなるのかどうかを考えると、難しく思えるのです。(作品の力が足りなかったと言われてはそれまでなのですが、ジャンルやレーベルという縛りが逆に読者層を狭めている気もしていて…)
十二国記のヒットを考えても少女小説(女性向けファンタジー)の需要はもっとあるはずで、その需要を今後どう拾っていかれるのか興味があります。
(キャラ文芸が少女小説を卒業された方の受け皿かなとは思っているのですけれど、現状FTはあやかし中華が目立ちます)
>出版社にどのような宣伝・プロモーションを期待されますか?
一つ良いなと思ったのが、宣伝漫画でした。見かけたのは見開き一ページくらいのものでしたが、作品の雰囲気を掴むのに最適だと思います。
作者としても読者としても、作品のターゲットに届くようなプロモーションを望んでいます。読者が小説を手に取る材料は、タイトル、表紙、あらすじ、帯くらいしかありません。これらは著者が手を出せない領域です。読者とのマッチングをしてくださるのが出版社だと今までもこれからも信じております。
作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)
エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #5
★228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字
【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス
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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」
現在第二部も終了いたしました。
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■参加者
司会:作家 至道流星
講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長
リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様
■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。
「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。
*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。
座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。
リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html
*こちらの座談会は開催当時の紹介です