セリフ詳細

庄司殿、かくも霊験あらたかな法師ですら、この有り様です。

この大蛇は私がどこへ往こうと必ずや追ってくることでしょう。

こうなっては、この身ひとつを捨て、

万事それで片づけるよりほかに手がないように思うのです。

作品タイトル:『雨月物語』蛇性の淫

エピソード名:第4話-③

作者名:アート‐ポイエーシス  art-poiesis

34|ホラー|完結|21話|20,667文字

雨月物語, 蛇性の淫, 上田秋成, 怪談, 江戸文学, ホラー

18,519 views

江戸文学・怪異小説の最高峰『雨月物語』全9編より「蛇性の淫」をチャットノベル化!
ある雨の日、妖しくも美しい女が訪ねてきて・・・・・・