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「力を与えるということは、己の力が弱まるということだ。何を成すにしろ夜のあいだの吸血鬼は大概のことは一人でできる。昼間は、何人吸血鬼の仲間がいようと、役にたたない。若い吸血鬼を増やしても、あまり意味のあることとは思えないがね」
作品タイトル:九百年と三十年
エピソード名:第三話、バー
作者名:畑山 hatakeyama
★45|ファンタジー|連載中|43話|91,689文字
吸血鬼
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九百年、吸血鬼として生きた男が、人間となり吸血鬼を狩る物語