セリフ詳細

コミックです。

ハイセンスなんですがきらびやかな絵柄にちょっと引いちゃう人は居るかも?

そして、1巻だけだと魅力がわからないって方も居そう。

でもでも、そこを乗り越えて読んでほしい! 良いんですよこれが!


まったく背景説明無く始まる普通の日本のお家。はやく大人になりたいと願う主人公の少女『乱』は魔法の靴を履くと、なんと大人に変身できちゃう魔女っ子なのです。

ちょー怖い過保護のお兄さんもどうやら魔法の力がありそう? そして、ウルトラ渋いお父さんと、大切な仕事があるだとかで家を留守にしがちのお母さんという一家を中心としたドタバタ魔族ストーリー。

大人の姿に変身した少女が出会うかなり悪っぽいイケメン青年との恋(?)の行方は、はたして?


なーんて一見ご都合主義な軽いお話に見せかけておいて、これがもうなかなかに深いのです。

当初説明されていなかった魔族(魔法使い)たちの役割や戦い、どんどん登場するキャラクター達に惹かれて読み進めちゃうと後が気になってもう止まりませんw


できれば2~3巻までは読んでほしい!

そこまでいったらもうラストまで一気読みです。途中泣けます! ラストも感動です! やばいです!(カフェで読んでて涙してしまいました! 涙もろすぎ!><)

作品タイトル:らせんの本棚・IV

エピソード名:『乱と灰色の世界』

作者名:神楽坂らせん  K_rasen

58|創作論・評論|完結|104話|95,832文字

レビュー集, SF, ファンタジー, 実用書, マンガ, コミック, その他, もろもろ, なんでも, ござれ

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【電子書籍化しました!】

星図にも載っていない辺鄙な宙域のはるか奥地、銀河の西の渦状椀のそのはての、地味な隅っこのそのまたはずれに、何の変哲もない小さな黄色い太陽があった。
いくつかの惑星がその重力圏にぶらさがって悠久の昔から飽きもせずくるくると回っていたのだが、その中の、大体一億五千万キロメートルほど太陽から離れたあたりの軌道に、これまたぱっとしない青緑色の惑星があり、このあたりでは地球と呼ばれていたそうだ。
その地球の一角で細々と運営されているGoogle+という過疎SNSの中の、これまたはずれのほうに『本が好きコミュニティ』というささやかな本好きがあつまるコミュニティがあった。
これは、その『本が好き』コミュニティにアップされた、【神楽坂らせん】による本のレビューをアトランダムにコレクションする摩訶不思議なレビュー集である。

※レビューの対象は児童文学からファンタジー、SF、コミックから実用書などなど、とくにジャンルは定めていません。本好きがてきとーに手に取って面白かった本を中心にお送りします。

※各話ごとに一冊(または1シリーズ)の紹介を基本にしています。もともとアトランダムに紹介していますので、どの話から見ていただいてもOKです。お好きなお話からどうぞ♪

※「らせんの本棚」①~③までは、某Kindleでひっそりと電子書籍として出版しておりますので、(アンリミテッド会員ならタダだよ!)古き良き時代の電子の本棚をご覧になりたい方は、そちらのほうをご参照ください。

※各レビューに掲載しております書影などの著作権は各出版社・著者に帰属します。

※電子書籍版は https://www.amazon.co.jp/dp/B07BPCVZBL となります。2018年3月26日夕刻より5日間無料キャンペーンしますのでぜひどうぞー♪