セリフ詳細

 「篝さん! 全力全開でいきます! 援護お願いします!」 

「なでしこ流奥義!」

 その小さな身体から膨大な気が噴き出し、右手に宿る

「空よ開け! 天 空 快 晴 拳 !!

 天に突き上げた拳から放たれた気弾(ビーム)が分厚い雨雲を割り、一帯の天気を強制的に快晴にする

「アロンダイト! ランス、コントロールは任せた!」

 力に任せてアロンダイトを振り回し、暴力を伴った竜巻と化す。斥力で水も吹き飛ばす。

 その動きでも的確に敵に向かっていくようランスロットが舵取りする。

 能力4:なでしこ流奥義 [気操術]

 能力3:騎士盾『ランスロット』 [装備]

 能力2:聖剣『アロンダイト』 [魔剣]



作品タイトル:石宝市怪奇ファイル~宝石使いの奇妙な冒険~

エピソード名:黄金のハリケーン

作者名:水無月冬弥  toya_minazuki

22|現代アクション|連載中|13話|17,508文字

ファンタジー, 異能バトル, オカルト, ホラー, バトル, JC, 女子中学生, TRPG, リプレイ

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 石宝市で偶然出土された石板
 それが、すべての物語のはじまりだった……

 研究員は語る。

「あの石碑はこの前の台風で山崩れが起きた時出土したものだが」
「いつ創られたものかははっきりとわからなかった」
「ただ、表面に、ルビー4個 サファイア3個 トパーズ3個 エメラルド5個 クリスタル4個 ダイヤモンド5個の合計24個の宝石がはめ込まれていた」
「この宝石が何を意味するのか、わかりません」
「だが」
「私にはわかります。なくなった宝石には魔力が込められていたのです」
「当時のセキュリティは完璧、だから、おそらく宝石自体が自らの魔力を使って、逃げ出したのではないかと考えています」
「いやあ、素晴らしい」

 ……こうして、石宝市において宝石に選ばれた「宝石使い」たちが様々な騒動を起こす。
 彼らを騒ぎを止めるには、退魔士派遣業トリスタンの退魔士しかいなかった。
 
 今、ここに宝石使いと退魔士たちのバトルがはじまる。

(注)
 これは現代異能バトルTRPG魔獣戦線(http://majyusen.web.fc2.com/first_index.html)のリプレイです。