セリフ詳細

エスター・ジェナ・マクレーン様


エスター、君に初めて書く手紙に今さらどう書いたらいいのか、正直戸惑いを感じます。

いざ自分の言葉で書こうとすると、筆がなかなか進みません。

実は今、あの古城で、ホテルの改装をしています。(君の驚く顔が目に浮かぶようだ。)

積もる話はありますが、それはさておき、君に見せたい場所があります。

君の都合のいい日に、例の古城で待っています。



   ライナス・G・スタンフォード

作品タイトル:ふたりの嘘つきさん~嘘からはじまった恋~

エピソード名:#17 未来へ [1]

作者名:聖ゆうな  rukiA1119Merci0z

49|恋愛・ラブコメ|連載中|22話|40,408文字

恋愛, 嘘, 戦争, 共幻コン

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それは祖母の一言からはじまった。祖母には文通相手がいる。その相手は、昔、結婚を誓い合った相手。祖母の願いは、自分に万が一のことがあったら、自分になり切って手紙を書き続けてほしいという。祖母になり切って手紙を書き続けていたある日、文通相手が会いに来ると言って!

※写真素材は「足成」さんと「Pixabay」さんからお借りしています。