セリフ詳細

683年から684年にかけてヤズィード1世とその息子で後継者のムアーウィヤ2世が相次いで死去したことでダマスクスでは指導力の空白が生じ、その結果としてイスラーム国家全域におけるウマイヤ朝の権威が崩壊した。ほとんどの地域はメッカを本拠地にウマイヤ朝に対抗してカリフを称したアブドゥッラー・ブン・アッ=ズバイル(以下、イブン・アッ=ズバイル)に忠誠を誓った。その一方でシリアの一部ではウマイヤ朝の宮廷と軍隊において特権的な地位を保持していた古くから存在するアラブ部族、中でもとりわけカルブ族がウマイヤ朝の支配を維持するために奔走した。

作品タイトル:フェリペと学ぶ医学の歴史

エピソード名:113、アブドゥルマリク(5)

作者名:Petronila

95|日記・個人ブログ|連載中|117話|122,238文字

医学の歴史, 16世紀, スペイン, アスクレピオス, ヒポクラテス, ガレノス

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『医学の歴史』について、アクスレピオス、ヒポクラテス、ガレノスなど有名人物を題材に、フェリペとニコラス医師を中心に会話形式で綴っていきます。