セリフ詳細

訳者注――義脛の四天王といえば、佐藤継信(つぐのぶ)と弟の忠信(ただのぶ)鎌田(かまた)盛政(もりまさ)光政(みつまさ)兄弟の他に、木曽義仲の首をとったとされる伊勢(いせ)義盛(よしもり)、弓の名手として知られる亀井(かめい)重清(しげきよ)片岡(かたおか)経春(つねはる)常陸坊(ひたちぼう)海尊(かいそん)、雑用をした駿河(するが)次郎(じろう)などがいる。そのなかでも一番有名なのは武蔵坊(むさしぼう)弁慶(べんけい)だろう]

作品タイトル:義脛記-GIKEIKI- 現代誤訳

エピソード名:第23話 熊野の別当が乱暴をする事

作者名:さくら  sakura_uduki

18|歴史|完結|54話|119,130文字

軍記物語, 伝奇物語, 男主人公, 鎌倉殿, 鎌倉時代, 武士, 源義経, 源義脛, 源頼朝, 義経記

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『義脛記』は平安時代末期の武将である源義脛とその一味の行動をまとめた軍記物語であり伝奇物語。

源義経といえばその伝説的な活躍ぶりや悲劇的な最期から日本で知らない人はいないでしょう。
でもこの物語の主人公は義経じゃないんです。義脛なんです。
ちゃんと源氏の血を受け継いでいるし、年の離れたお兄ちゃんは鎌倉殿になります。
まあ、脛にちょっぴりこだわりがありますけど。

そんな義脛の活躍を記した『義脛記』を現代誤訳しました。