セリフ詳細

上の会議の模様ですけど……

この後、ブルボン王朝の復活もあり、各人がいろんなことを言い、ナポレオン初め皆様がいろんな言い訳をされているので、確かなことはわかりません。


ただ、ナポレオンが初めからアンギャン公を殺す気まんまんだったこと、タレイランとフーシェが乗り気だったことは間違いないと私は思います。そして、法の権化、カンバセレスは頑張って反対した模様です。


なお、ミュラというのはあのミュラですが、彼は、よくわかっていなかったんじゃないでしょうか……。



その後、第一執政直属の精鋭憲兵隊司令官はサヴァリでしたが、彼が分遣隊を率いてヴァンセンヌ城砦へ向かい、軍事法廷を守護・そして刑の執行を見守る役目を負います。ボナパルトにくそ忠実なサヴァリは、刑の延期を、とためらう特別軍事法廷裁判長ユランに対し、即時執行を主張します。


ところでこのサヴァリ、マレンゴでドゼが死ぬまで彼の副官だったんですよね……。

作品タイトル:三帝激突

エピソード名:第50話 王族殺し2

作者名:せりもも  spielen

21|歴史|連載中|64話|89,916文字

歴史, 群像劇, コメディ風味あり, 恋愛要素あり, 戦争と平和, 時代の流れ

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従来、フランス視点でばかり語られがちだったフランス革命に端を発する混乱期を、ドイツ、ロシアからの視点も交えて語ります。史実に忠実です。あと、私はナポレオンが嫌いです。

歴史小説「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」を書く為に調べたけど、小説では使わなかった父ナポレオンの時代をお焚き上げ。忘れちゃったらもったいないです。だって、キャラ濃い人が多すぎる……。

と思ってたら、どんどん沼にはまっていって……それも、戦争やら陰謀やら、イケメン将校やら……。今後どこへ行くかは、私にもわかりません。
これ、学生さんに役立つといいな……