セリフ詳細
単純な話さ。何でおまえさんらはそんなに好意的な姿勢を見せるのかがわからないって、そういう話でな。
……俺は使えるものなら何でも使う性質だから、遠慮なく頼らせてもらっているがね。それに対する対価は、その殆どがささやかなもんだ。
だから、普通の人間であるところの俺はたまにこう思うわけだ。
おまえさんらはいったい何を考えて、俺に付き合ってるんだろうな、と。
作品タイトル：サイキョウさんは最強だけど何でもできるわけじゃありません
エピソード名：サイキョウさん、新しい住居で夜を過ごす 2
★40｜ファンタジー｜完結｜41話｜88,699文字
異世界, 魔法, ファンタジー, ゴマブックス新人賞
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キャッチコピー：台無し系おっさん主人公が登場です。
あるところに、サイキョウさんという青年が住んでいました。
サイキョウさんはよくトラブルに巻き込まれます。
それはもう、若い頃からずっと、色々なトラブルに巻き込まれてきたものですから、
今ではすっかり慣れっこだったりします。諦めたともいいますが。
そんなサイキョウさんは、今日もどこかでトラブルに巻き込まれます。
若い頃なら一喜一憂しつつ対処していましたが、今となっては流れ作業のようなものです。
サイキョウさんは面倒くさそうにしつつも、
空気を読まないマイペースでトラブルに対応していきます。
※暴力表現等読む人を選ぶ描写が入る場合があります。