セリフ詳細

師が涙を流しながら、サエの躰を抱いた。鎖を解き、やわらかい布団に彼女を寝かせると、師もまた揃って寝息を立てはじめた。それだけ、心配していたのだろう。無理もない。その日飯は、私が作った。

作品タイトル:佐島国奇譚

エピソード名:妖刀事変

作者名:ぺんさん  Pen_san

4|ファンタジー|連載中|1話|4,639文字

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邪な存在をみることのできる主人公が、昔お世話になった師匠の娘を助けるために何とかする話です。
ツイッターでお題を貰い、一時間で短編を書くシリーズです。
お題
『超能力』『救い出す』『刀』『眼鏡っ娘』