セリフ詳細

ゲクランにとってはカスティーリャでの戦いもたくさんの戦いの1つ、裏切りや交渉も当たり前のことかもしれません。でもゲクランがエンリケに味方したことでペドロ1世は殺され、エンリケのトラスタマラ家の血がカスティーリャ、そしてアラゴンに流れることになります。ペドロ1世の軍隊にはユダヤ人や異教徒もたくさんいました。ゲクランは捕虜を取るなと言い、彼等の多くは殺されます。この時エンリケが勝たなければ僕たちスペインにいるユダヤ人の運命は違っていたかもしれません。でもペドロ1世は殺され、ゲクランが味方をしたエンリケがカスティーリャ王になってしまいました。このことの重大さを多くの人はわかっていません。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ベルトラン・デュ・ゲクラン(2)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|851話|949,402文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き