セリフ詳細

しかし、自分の女性関係を歌にしたり、夫婦の会話中に自分の艶福さを自慢してくる夫をフィリッパは無視するようになり、代わりにカトリック(特に彼女が熱心であったフォントヴロー修道院やロベール・ダルブリッセル司教)の教えへの信仰を深めることに集中し、男性に対する女性の優位性を説いた。フィリッパのこのような活動は、当時の夫ギヨーム9世を含めた多くの男性達から反感を買い、夫から自分のカトリックの教えへの執心振りに対して「娼婦の大修道院を開く」と吹聴された上、揶揄されたことにより、夫婦仲に亀裂が入った。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:フィリッパ・ド・トゥールーズ(2)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|858話|955,035文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き