セリフ詳細

そしてウマイヤ家の親族で当時マディーナの総督であったマルワーン・ブン・アル=ハカムにこの決定をマディーナの人々へ周知させるように命じた。しかしマルワーンは、とりわけその徳のある血筋から同様にカリフの地位を主張することが可能であったフサイン・ブン・アリー(アリー・ブン・アビー・ターリブの息子でムハンマドの孫)、アブドゥッラー・ブン・アッ=ズバイル(ムハンマドの教友のアッ=ズバイル・ブン・アル=アウワームの息子で初代正統カリフのアブー・バクルの孫)、アブドゥッラー・ブン・ウマル(第2代正統カリフのウマルの息子)、さらにはアブドゥッラフマーン・ブン・アビー・バクル(アブー・バクルの長男)といったムハンマドの教友の息子たちによる反対に直面した。

作品タイトル:フェリペと学ぶ医学の歴史

エピソード名:96、ヤズィード1世(6)

作者名:Petronila

95|日記・個人ブログ|連載中|117話|122,238文字

医学の歴史, 16世紀, スペイン, アスクレピオス, ヒポクラテス, ガレノス

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『医学の歴史』について、アクスレピオス、ヒポクラテス、ガレノスなど有名人物を題材に、フェリペとニコラス医師を中心に会話形式で綴っていきます。