セリフ詳細

牧坂さん


スポーツもの、ですか。小説では、やや不得意なジャンルとされますよね……。

MW文庫さんなどでは、綾崎隼さん、天沢夏月さんなどが、サッカー小説やテニス小説をご執筆されていますが……。

基本的には、おっしゃる通り、小説には絵がないため、複数人数が入り乱れる会話・行動などは、読者がイメージしにくい、ということは間違いなくあります。そのため、サッカーや野球よりも、少人数のスポーツ、剣道(武士道含む?)やボクシング、または陸上・マラソン等の個人競技などのほうが、向いていることは確かです。
それでも、野球だと、名作『バッテリー』のようにバッテリーの人間模様などに焦点を置くことで、描くことはできたりしますよね。
ですので、描き方の発明であったり、どういうスポーツを選択するか、などによって、面白いジャンルになる可能性は高いと思います。

読者層……については、暴論で、「小説を読むようなやつは文化部で、リア充スポーツに興味がない!」なんてことは思いません(笑)ただ、書店の小説売り場に来られるお客さんに、スポーツ小説を手に取らせるためには、売り方、届け方の工夫は必要だと思っています。それは僕たちのお仕事でもあります……。


まだご著作を拝読していないのですが、バスケットがどういう風に描かれるのか(動きが多く難しいと思うのですが!)非常に楽しみです。

作品タイトル:NOVEL DAYS リデビュー小説賞 座談会(第二部閉幕!)

エピソード名:リデビュー小説賞 座談会 #3

作者名:講談社タイガ公式  kodansha_taiga

228|創作論・評論|完結|9話|126,227文字

【リデビュー小説賞】, 講談社タイガ, 講談社ラノベ文庫, 講談社ノベルス

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「NOVEL DAYSリデビュー小説賞 座談会」

現在第二部も終了いたしました。

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■参加者
司会:作家 至道流星

講談社ラノベ文庫 編集長
講談社タイガ 編集長

リデビュー賞応募者のプロ作家の皆様

■開催概要
講談社が主催する「NOVEL DAYS リデビュー小説賞」についての座談会を開催いたします!
この賞を開催するにいたったの経緯や、現在の出版市況、小説に対する思いなどを、縦横無尽に熱く語っていただきます。

「リデビュー小説賞」の応募資格をお持ちのプロ作家の方々からのコメント、ご意見、ご質問なども大歓迎です。

*応募者や応募検討中の方へのご質問などにもお答えいたしますので、今回の座談会への参加者(書き込める方)は「リデビュー小説賞」への応募資格のあるプロ作家の方に限らせていただく形にて開催してみます。

座談会は、2018年10月18日(木)の16時頃~1週間後の25日16時頃までを予定しております。

リデビュー小説の開催概要はこちらをご覧ください。
https://novel.daysneo.com/award/kodansha001.html

*こちらの座談会は開催当時の紹介です