セリフ詳細

前に向かって生きる力が人間に残っていれば、過去に回帰しようなんて考えない。目の前の苦しみや悲しみを、苦痛を感じながらも乗り越えようとするだけの力があるのなら。でも、誰だって永遠にそうしてはいられない。ましてこれほどに魂の力が弱くなってしまっている時代には。


悲惨なケースだと、重荷に過ぎなくなったEntity(中身)は放り出し、Empty(からっぽ)な入れ物になった方が生物としては活性化するみたいな、自暴自棄な考えに陥ってしまう。心当たりのある人はいるんじゃないかな?


作品タイトル:悪役除霊師の身勝手な憂鬱

エピソード名:第3夜

作者名:井之四花 頂  MRTT1236

2|ホラー|連載中|7話|16,361文字

陰陽師, モノローグ, 初恋, 後悔, 懺悔の値打ちもない

13,713 views

アルファポリスに昨年4月まで連載した「物理的破壊で済むと思うな!」に登場し野望を打ち砕かれた美少年陰陽師・西塔貢くんが、自分の立場もわきまえずひたすら愚痴や繰り言を垂れ流すスレッド。

身も心も傷付いているのでいたわってあげてください。

本編:https://www.alphapolis.co.jp/novel/300652966/371329148