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基本は終わり了解いたしました。とても興味深い意見が交わせたのではないかと思います。
そのうえで、架神さんのお話に少しだけ触れさせていただきますと、

>これが本当に有効かどうかは甚だ怪しいので、至道先生の意見を待ちたいですね……。

かなり有効です。
いや、宣伝って「まさにこのこと」とさえ言っても過言ではないかもしれません。

世の中って大量の宣伝媒体がありますが、本当に割に合う媒体って滅多にないんですよ。
ブランド認知のためにテレビCMというのならまだわかります。1000万単位のマスに告知するには有用です。
ですが、特定の商品を売るため、特定のサービスを使ってもらうために100万円、200万円かけて宣伝するって、ほとんど意味がないんです。効果がわからないし、人によっては金をドブにすてるみたいなものだという。
(※事業経営では、金をドブに捨てるとわかっちゃいても、広告予算を割かなくてはならない切羽詰まった厳しい局面にも遭遇するのですけどね)

そんななか、架神さんがご指摘されたような、互換性に基づいた宣伝活動というのはとても有効です。
金をドブに捨てることはないからです。互いの認知度を持ち寄って、共同で何かを仕掛けるということほど、有効なことはありません。
架神さんとぼくが、いわば共同事業ともいえるようなタッグを組んでトークメーカーを立ち上げたのも、架神さんとぼくが双方とも互換性による利益を得ているともいえます。架神さんにとっても、ぼくにとっても、たぶんこの関係って、いくらお金をつぎ込んでも得られないものに違いないんです。
だから、こうした互換性による関係ほど、優れた宣伝活動はありません。自分に返ってきます。

作品タイトル:架神恭介の超実践ボードゲーム講座

エピソード名:五、刺さる宣伝術(後編)

作者名:架神恭介  cagami

51|創作論・評論|完結|5話|57,294文字

ボードゲーム, 創作論

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2017年春のゲームマーケットにて『戦闘破壊学園ダンゲロス・ボードゲーム』を260個(130万円)売り上げた架神恭介!
なんだかめちゃくちゃスゴイような気がするが、これはいかにして成し遂げられたのか?
というか、それは本当に大成功なのか?
おい、かがみ、おまえほんまに儲かっとるんか!?

相も変わらず赤裸々に全暴露する創作論! 
今回はボードゲーム制作の裏側に迫る!!

5/26の『ダンゲロス・ボードゲーム』一般発売を記念して後追いスタート!
ゲームデザイン論とかは一切語らんぞ!
「超実践」的な内容で送るハードコア創作論!
たくさんミスったし、ちょっと恥ずかしいけど、まあいいや!

横槍・質問、大歓迎!
書き終わった瞬間に有料化するから、読むなら今だ!


※このコラボ作品に書き込む人は著作権を放棄してくれ!
俺が後で有料化したり、好きなように編集するからな!!
 
 
【宣伝】

ダンゲロス・ボードゲームは5/26一般発売開始だ!

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アマゾンとかで売るぞ。
あと、ヨドバシカメラとかでも売るぞ。