セリフ詳細

何日か悩んでいたアルキメデスはある日、風呂に入ることにした。浴槽に入ると水面が高くなり、水が縁からあふれ出した。これを見たアルキメデスは、王冠を水槽に沈めれば、同じ体積分だけ水面が上昇することに気が付いた。王冠の体積と等しい、増えた水の体積を測れば、つまり王冠の体積を測ることができる。ここに気が付いたアルキメデスは、服を着るのを忘れて表にとびだして「ヘウレーカ、ヘウレーカ!(わかった、わかったぞ!)」と叫びながら、裸のままで通りをかけだした。確認作業の結果、王冠に銀が混ざっていることが確かめられ、不正がばれた金細工師は、死刑にされた。

作品タイトル:フェニキア文字とヘブライ文字

エピソード名:115、アルキメデス(3)

作者名:Petronila

169|歴史|連載中|245話|265,155文字

フェニキア文字, ヘブライ文字, 古代地中海文明, 音声文字, ユダヤ人

413,313 views

これから書こうとしている小説の中で主人公がヘブライ語を学ぶので、自分が本格的にヘブライ語を学ぶのは無理でもヘブライ文字とその基になったフェニキア文字について知りたいと思い、ネットで調べた内容をチャットノベル形式でまとめていく。