セリフ詳細

『リグ・ライト――機械が愛する権利について――』

自動運転車を運転するロボットのお話。なのですが、なかなかどうして立派なAI小説。

AIの限界と、その限界を超えるAIについての考察的な部分がすごく良いです。

現状の自動運転車が抱えている法律的な問題がうまいことお話になっていて、そうよねえ、コンピュータの性能だけ進化しても、そこが何とかならないと実際問題レベル4やレベル5の自動運転って難しいような気も。

そして、そこらへんを追及していくことで本当の「知性」にたどり着けるのかもかも? なんていう気にもなってきます。

AIと哲学モノが好きな方におすすめの短編。

作品タイトル:らせんの本棚・V

エピソード名:『アリスマ王の愛した魔物』

作者名:神楽坂らせん  K_rasen

134|創作論・評論|連載中|100話|100,031文字

レビュー集, ネタバレなし, なんでもかんでも, アトランダム, コミック, 小説, SF, 技術書, いろいろあるよ

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地道に不定期更新。神楽坂らせんが読んで「グッ!」と来た本達の紹介レビュー集です。
アトランダムに食指が動いた本を乱読しています。
基本、ネタバレはなしで、なるべく内容をバラさずに本の面白さを紹介するように心がけています。
ですから対象本を読む前に読んでいただいてぜんぜんオッケー!
読んだあとから読んでいただくと、「そうそう!」って言いたくなる、そんなレビューにしているつもりです。

順番関係なくどこからでも気になったタイトルをどうぞー♪

※Google+の『本が好き』というコミュニティへの投稿が元になっています。2019年4月にGoogle+が閉鎖されてしまうという話もあり、この先どうなっちゃうのか心配ですが、まあいけるところまでまったり行こうとおもいます〜。