セリフ詳細

一方、ルイ7世はアリエノールが北フランスに広めた南フランスの文化を嫌い、離婚した後は払拭に取り掛かり(十字軍で国内が疲弊して、文化人を雇えない財政問題もあった)騎士道物語と恋愛詩が宮廷から追放され、文法・論理学・修辞学など修道院の教育が宮廷の主流になっていった。アリエノールとの間にできた2人の娘には厳しく教育、アリエノールの奔放な気風に染まるのを恐れ長女マリーの結婚は1164年まで許さなかったが、皮肉にもマリーは結婚した後はポワティエへ行き母と再会、文芸のパトロンとして大成した母と同じ道を歩むことになる。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:フランス王ルイ7世(13)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|858話|955,035文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き