セリフ詳細

カスペの妥協でカスティーリャ王子のフェルナンドが選ばれ、バルセロナ朝アラゴン王家の血は途絶えてしまいました。バルセロナ家の代わりにトラスタマラ家の王が支配するようになり、アラゴンは変わってしまいました。トラスタマラ家の祖エンリケ2世は狡猾さと残忍さでカスティーリャの王位を簒奪しました。もちろんペドロ1世の側にも残忍さや批判すべき点はたくさんあります。けれどもエンリケ2世の権力欲、狡猾さ、残忍さの血が以後それぞれの王国を支配しました。そして僕たちの時代、スペインはユダヤ教徒、イスラム教徒を迫害し、プロテスタントを迫害、新大陸の文明を破壊して多数の住民を虐殺する国になってしまいました。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:エンリケ2世(2)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|855話|952,551文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き