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続けます。

ただし、です。
クラウドファンディングには、ここに別の要素が加わってきますね。
広告です。

ここから先は、この"クラウドファンディングなる広告"が、20%というマージンを抜かれるだけの価値に見合うのかどうかを考えたいと思います。

この広告費として20%を払うべきかどうかですが、そこは個々人の状況によるものであり、結論はありません。

ただ、自分がクラウドファンディングのビジネスモデルを外から眺めている限りにおいて、「ここに登録している募集主たちって、自分で宣伝しまくっていて、クラウドファンディング運営事業者自体の宣伝力ってかなり小さいのではないか?」と想定されることです。
架神さんは、ご自身の宣伝力で220万円を集めたのであって、クラウドファンディング運営事業者が関わったからではないはずなんですね。
もちろん完全なるゼロとは言わないでおきましょう。それなりには貢献しているかもしれない、ただしマージンに見合うのかどうか。

だから本当なら、自分で(ワードプレスとかでいいので)クラウドファンディングサイトを立ち上げ、自分で募集するというスタイルが、本来なら一番メリットが大きいように感じるところです。アメリカとかには、個人用のクラウドファンディングのテンプレートが落ちています。

ここまでのお話を、どうか誤解なきように。
これは単に経営として割り切っているに過ぎず、この座談会で議論の一つを提供しているだけであることをご理解ください。さまざまな複合的要素があり、クラウドファンディングを否定しているわけでも、運営会社さまを否定しているわけでもありません。

これも結論ではないので、さらに続けてみます――。

作品タイトル:架神恭介の超実践ボードゲーム講座

エピソード名:二、クラウドファンディングの功罪(前編)

作者名:架神恭介  cagami

51|創作論・評論|完結|5話|57,294文字

ボードゲーム, 創作論

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2017年春のゲームマーケットにて『戦闘破壊学園ダンゲロス・ボードゲーム』を260個(130万円)売り上げた架神恭介!
なんだかめちゃくちゃスゴイような気がするが、これはいかにして成し遂げられたのか?
というか、それは本当に大成功なのか?
おい、かがみ、おまえほんまに儲かっとるんか!?

相も変わらず赤裸々に全暴露する創作論! 
今回はボードゲーム制作の裏側に迫る!!

5/26の『ダンゲロス・ボードゲーム』一般発売を記念して後追いスタート!
ゲームデザイン論とかは一切語らんぞ!
「超実践」的な内容で送るハードコア創作論!
たくさんミスったし、ちょっと恥ずかしいけど、まあいいや!

横槍・質問、大歓迎!
書き終わった瞬間に有料化するから、読むなら今だ!


※このコラボ作品に書き込む人は著作権を放棄してくれ!
俺が後で有料化したり、好きなように編集するからな!!
 
 
【宣伝】

ダンゲロス・ボードゲームは5/26一般発売開始だ!

http://amzn.to/2rhoQ4C

アマゾンとかで売るぞ。
あと、ヨドバシカメラとかでも売るぞ。