セリフ詳細

ガレノスはギリシャ語で本を書いていたため、ギリシャ語圏で比較的政情が安定していた東ローマ帝国で彼の著作は残った。ガレノスの教えは489年にネストリウス派がエデッサで開いていた学校が皇帝の命により閉鎖されると学者たちはサーサーン朝領内へ移住した。そしてアッバース朝になってから、フナイン・イブン・イスハークなどのバグダードの学者たちがガレノスの著作や他のギリシャ語の文献をアラビア語に翻訳した。

作品タイトル:フェリペと学ぶ医学の歴史

エピソード名:22、ガレノスの影響(3)

作者名:Petronila

95|日記・個人ブログ|連載中|117話|122,238文字

医学の歴史, 16世紀, スペイン, アスクレピオス, ヒポクラテス, ガレノス

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『医学の歴史』について、アクスレピオス、ヒポクラテス、ガレノスなど有名人物を題材に、フェリペとニコラス医師を中心に会話形式で綴っていきます。