セリフ詳細
というわけで最終楽章も半ば、感動の余韻を引きながら、ちょっと考えたことなど。
天冥って、けっこうファンタジー要素あるというか、昔話の視点で見るとおもしろいかも? って思ったのです。
ざっと思いついたモチーフを上げるだけでも、
・塔の上の姫君(といっても自分も戦うけどw)
・救いに来るヒーロー(白衣の、ですけどw)
・光の勇者(光というか電気の、かも?)
・女王交代劇
・(疫病に)呪われた亡国の民。
・小さいけれど強い力のある妖精的存在
・芸能の才のあるジプシー的なラバーズたち
・幕間狂言に狂言師。ピエロのような登場人物以外の存在
・神や悪魔のような超越存在
などなど…
こうしてみるとけっこう馴染みのあるお話なんですよね。舞台はすんごく広くて、かつ何世代にもわたってますが。
突拍子もない設定のようにみえて、私達の受け取りやすいモチーフを選んでもりこんでいるのかなあ。やっぱさすがだわー。などと、こんなところからいまさらながらプロの技を感じているところなのであります。(`・ω・´)ゞ
作品タイトル:らせんの本棚・V
エピソード名:『天冥の標Ⅹ』青葉よ、豊かなれ PART2
★134|創作論・評論|連載中|100話|100,031文字
レビュー集, ネタバレなし, なんでもかんでも, アトランダム, コミック, 小説, SF, 技術書, いろいろあるよ
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地道に不定期更新。神楽坂らせんが読んで「グッ!」と来た本達の紹介レビュー集です。
アトランダムに食指が動いた本を乱読しています。
基本、ネタバレはなしで、なるべく内容をバラさずに本の面白さを紹介するように心がけています。
ですから対象本を読む前に読んでいただいてぜんぜんオッケー!
読んだあとから読んでいただくと、「そうそう!」って言いたくなる、そんなレビューにしているつもりです。
順番関係なくどこからでも気になったタイトルをどうぞー♪
※Google+の『本が好き』というコミュニティへの投稿が元になっています。2019年4月にGoogle+が閉鎖されてしまうという話もあり、この先どうなっちゃうのか心配ですが、まあいけるところまでまったり行こうとおもいます〜。