セリフ詳細

もし大好きなお話のキャラクターが本から飛び出して出てきたら?

それとも、大好きなお話の中に入り込んで行けたら?

そんな願いが叶っちゃったら……? と言うお話し。


主人公は本が大好き、寝るときも枕の下に本を入れて、本の夢を見る本の虫の12歳の少女。

そして、お父さんは本の修理屋さん。

その二人が暮らす家の前に、ある日、まるで本の中から出てきたかのような不吉な影をまとった男が訪ねてきます。

お父さんのことを「魔法舌」と呼ぶその男はいったい? お父さんは彼のことをよく知っているようなのですが……?


一見ほんわかファンタジーかと思いきや、けっこうハードな内容。そして、古今東西の(と言っても英・独・仏かな、やっぱり)本好きならよく知っているファンタジーや小説のエピソードが続々登場して、にやりとさてくれせます。


通り一遍のファンタジー物を読みこなしちゃった本の虫さんにおすすめの一風変わったファンタジーなのでした♪


で、分厚い本を読み終わってみたら、なんと「引き」が! これ、続編があるんですね。どうやら三部作みたい。

続き読まなきゃだわ!><

作品タイトル:らせんの本棚・IV

エピソード名:『魔法の声』

作者名:神楽坂らせん  K_rasen

58|創作論・評論|完結|104話|95,832文字

レビュー集, SF, ファンタジー, 実用書, マンガ, コミック, その他, もろもろ, なんでも, ござれ

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【電子書籍化しました!】

星図にも載っていない辺鄙な宙域のはるか奥地、銀河の西の渦状椀のそのはての、地味な隅っこのそのまたはずれに、何の変哲もない小さな黄色い太陽があった。
いくつかの惑星がその重力圏にぶらさがって悠久の昔から飽きもせずくるくると回っていたのだが、その中の、大体一億五千万キロメートルほど太陽から離れたあたりの軌道に、これまたぱっとしない青緑色の惑星があり、このあたりでは地球と呼ばれていたそうだ。
その地球の一角で細々と運営されているGoogle+という過疎SNSの中の、これまたはずれのほうに『本が好きコミュニティ』というささやかな本好きがあつまるコミュニティがあった。
これは、その『本が好き』コミュニティにアップされた、【神楽坂らせん】による本のレビューをアトランダムにコレクションする摩訶不思議なレビュー集である。

※レビューの対象は児童文学からファンタジー、SF、コミックから実用書などなど、とくにジャンルは定めていません。本好きがてきとーに手に取って面白かった本を中心にお送りします。

※各話ごとに一冊(または1シリーズ)の紹介を基本にしています。もともとアトランダムに紹介していますので、どの話から見ていただいてもOKです。お好きなお話からどうぞ♪

※「らせんの本棚」①~③までは、某Kindleでひっそりと電子書籍として出版しておりますので、(アンリミテッド会員ならタダだよ!)古き良き時代の電子の本棚をご覧になりたい方は、そちらのほうをご参照ください。

※各レビューに掲載しております書影などの著作権は各出版社・著者に帰属します。

※電子書籍版は https://www.amazon.co.jp/dp/B07BPCVZBL となります。2018年3月26日夕刻より5日間無料キャンペーンしますのでぜひどうぞー♪