セリフ詳細

ボローニャで行われた戴冠式を若い時のミゲル・セルベートが見ています。ローマ略奪の時の被害者と加害者だったクレメンス7世とカルロス1世が何事もなかったかのように厳かな雰囲気の中儀式を行い、教皇の姿を見てその体に触れれば罪が許され天国へ行けると信じている民衆が道で跪き、教皇の足やサンダルに触れようとする姿にミゲルは激しい怒りを感じ、カトリックの側から離れてプロテスタントの学者の家に行き、やがてプロテスタントの学者にも嫌われて孤立し、20歳で最初の本『三位一体説の誤り』を出版します。ボローニャでの戴冠式を見たことで彼の人生は大きく変わりました。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:クレメンス7世(3)

作者名:Petronila

147|ファンタジー|連載中|856話|953,321文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き